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アパルトヘイト・ミュージアム

本当に深く考えさせられるアパルトヘイト・ミュージアム

投稿日2015年10月05日
訪問時期2015年5月
ユーザー hevvoさん
@mouth.title

ヨハネスブルグ郊外、ゴールド・リーフ・シティのとなりにあるアパルトヘイト・ミュージアム。膨大な量の展示で、圧倒されるものがあります。

まず入口が興味深いです。白人用と非白人用の入口があります。
入場チケットの裏面には、英語とアフリカーンス語で、白人か非白人かが書いてあり、来館者にランダムに配られます。そのチケットで入る入口が決まります。
何十年もの間、社会制度として人々を分断してきた人種の違いが、実は偶然に基づいて決まるもので、根拠などなかったのだ、ということを示しています。
内部には、アパルトヘイト時代の人々の暮らしを示すさまざまな展示があります。
社会のあらゆる場で人種が意識され、人々が分けられていたことが分かります。
閣僚が公然と黒人差別を肯定する、1960年代当時のインタビュー映像も流れていました。

1976年代のソウェト蜂起に関しては、不公正に対して闘う人々と、白人政権の強烈な弾圧について赤裸々に展示されています。当時のアフリカーンス語教育の様子や、警察の車両も展示され、当時を知りたい方にとっては、必見の展示と思います。

またマンデラの生い立ちから闘争、収監生活、大統領としての足跡まで、一生について示す展示もありました。
アパルトヘイト終焉後もなお残る人種間の分断を乗り越えるために、1995年のラグビー・ワールドカップ決勝戦に、マンデラが白人の象徴であったラグビー代表・スプリングボクスのジャージを着て現れた場面が紹介されていました。
延長戦で優勝を決めるドロップゴールが決まる場面の映像が、和解に向けた大きな一歩を象徴するものとして流れていました。

とにかく展示の質量ともすごいものがあり、博物館で何時間も過ごしました。
アパルトヘイトの展示を通じて、同じ人間同士の差別とはどういうことか、その中で人々はどう闘い、公正さを取り戻していったのか。
この博物館は、人間というものについて、本当に考えさせられる場所でした。

総合評価★★★★★
利便性★★★☆☆
雰囲気★★★★★
展示数★★★★★
混雑度★★★★★
おすすめ度★★★★★
おすすめの同行者その他
所用時間3時間

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